鉄道マニアックコラム『ヲタクはつぶやく』

“ヲタク”を自覚する40代・男性の鉄道マニアックコラム

北陸鉄道 松金線跡


 おひさ~です (´∀`*))

 今日は石川県内を走るローカル鉄道、北陸鉄道廃線跡について。

 私(1978年生)が生まれるよりも遥か昔、1955年(昭和30年)に廃止された北陸鉄道 松金(しょうきん)線

 既に67年も昔に廃止されており、かつて線路が敷設されていた用地跡も、土地が売却され住宅や道路となってしまっている。

 但し、北陸鉄道 石川線(野町~鶴来)と石川県 野々市市野々市駅にて、接続・平面交差をしていて、野々市駅付近にかつての松金線の線路跡と思われる用地跡を確認できる。

 

石川線 野々市駅

 奥に見えるのが野々市駅

 

野々市駅付近 踏切

 この踏切の横に線路もう1本分の用地が。

 

野々市駅付近 踏切

 おそらくここにかつて、線路が通っていたのであろう。

 石川線が左方向へカーブする所まで空き地が続いており、松金線はたぶん、そのまま直進していたではないだろうか。

 

国道157号線 陸橋上

 市内を通る幹線道路、国道157号線に架かる陸橋上から見下ろした光景。


北陸鉄道 公式サイト

http://www.hokutetsu.co.jp/railway









 

【鉄道王国 富山】富山地方鉄道②


 はいどうもこんにちわ (´∀`*)

 昨日の記事の続きです。

 鉄道王国 富山ヽ(´∀`。ヽ)

 43歳にして人生初鉄道王国訪問 .ヽ(^Д^*)/. ゜

 感動で涙が止まらなかった ( ;∀;)

 昨日に引き続き富山のローカル鉄道
富山地方鉄道の話題。

 本日は鉄道路線に関する話題。

 まず富山地方鉄道(株)は、昭和初期に県内の複数の鉄道事業者が合併し発足した。
 これらの中には富山県営鉄道、富山市営鉄道も含まれており、そうした歴史上の関係から現在も、富山県が大株主となっている。

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富山地方鉄道 電鉄富山駅

 こちらが起点駅、電鉄富山駅

 鉄道の略称・呼称は地鉄なワケだが( ゚д゚)
 駅名は地鉄富山ではなく電鉄富山 (◎-◎;)!!

 先に述べた通り、公営事業者を含む複数の鉄道会社・鉄道事業者が合併をして誕生した組織であるが、その中の中核になっていた会社(登記上の存続会社)が「富山電気鉄道」であり、その時代から既にこの駅は電鉄富山駅という駅名だった。

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富山地方鉄道 電鉄富山駅

 ホーム構造はちょっと複雑で3面4線になっている。

 つまり真ん中の2・3番線は島式ホームで、その外側に1番線と4番線ホームが置かれている。

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富山地方鉄道 電鉄富山駅

 但し1番線は現在工事中のため使用されていない。

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富山地方鉄道 電鉄富山駅

 富山地方鉄道で現在使用されている車両。

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富山地方鉄道 電鉄富山駅

 向かって右側が首都圏の東急電鉄から譲り受けた車両。
 左は関西の京阪電気鉄道より譲り受けた車両。

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富山地方鉄道 車両

 更に今年2月、首都圏の西武鉄道の座席指定特急車両、ニューレッドアローを譲り受けた。

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富山地方鉄道 車両

 今回、西武鉄道からは4両1編(先頭車2両+中間車2両)を譲り受けたが、実際に営業で使用しているのは3両編成。

 で、残る1両は ヾ(・∀・;)

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富山地方鉄道 車両

 車両基地に放置 (;・∀・)

 これ、どうするつもりなの (-。-;)

 尚、富山地鉄では特急列車運行は行っておらず、西武の特急車両においても普通列車として運行されている。

 普通列車でこの車両なら豪華だね (´∀`●)

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富山地方鉄道 車両

 同様に京阪から譲り受けた2階建車両も、
 座席料金等は一切かからない。

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富山地方鉄道 車両

 車両基地の中にはニューレッドアローの更に前の西武の特急、レッドアロー(レッドアロー・クラシック)の姿も。

 さて、いざ富山地鉄に乗ってみることに。

 起点・電鉄富山駅を出て1駅次の稲荷町駅で本線と、支線 不二越線とに分かれる。

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富山地方鉄道 電鉄富山稲荷町

 現在この電鉄富山稲荷町間の複々線化を推し進めているのであろう、路線工事が行われている。

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富山地方鉄道 電鉄富山稲荷町

 今回私は、ここから不二越線の側へと向かう。

 稲荷町で本線と分岐した後、不二越線は次、栄町駅に着く。

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栄町駅

 この栄町駅は3年前、2019年3月に新設されたばかりの駅。

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栄町駅

 富山県立中央病院、および県立大学 看護学部へのアクセス利便を考慮し設置された。

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不二越駅

 そこから更にもう1駅次の不二越駅で下車。

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不二越駅

 路線名不二越線」不二越駅(; ^ ー^)

 路線の中核駅的な存在のはずだがヾ(・∀・;)

 1面1線無人(^~^;)

 かつては駅舎と改札が設けられていた模様だが、駅正面を通る県道6号線の拡幅工事に伴い、駅舎が解体されホームのみの駅となった。

 現在、東証1部に上場する総合機械メーカー、(株)不二越 発祥の地であることが駅名および路線名の由来。

 そんなワケで鉄道王国 富山 v(⌒o⌒)v

 皆さんも是非、訪れてみてください。

 本日もありがとうございました。

富山地方鉄道 公式サイト

http://www.chitetsu.co.jp/










【鉄道王国 富山】富山地方鉄道①


 皆さんどうもこんにちわ (^-^*)/

 ただ今、石川県 金沢市滞在中の私。

 今日の日中、石川の隣、富山県 富山市へ行っておりました!

 富山といえば (´∀`●)

 世の鉄ヲタたちにとっては聖地と言って過言ではない ( ・∀・)

 富山は鉄道王国”の異名を持つ v(´∀`*v)
【参照】 https://www.tetsudo.com/report/226


 そんな鉄道王国 富山の鉄道を見るために、恐れ多くも私が (^▽^;) 富山の地へとやって来た。

 書く内容と掲載する画像の量が多いため、今日と明日の2回に分けてレポートします。

 まず今日、金沢からやって来て降り立った場所はここ。

 

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富山駅

 富山の中心地、富山駅

 JR北陸新幹線 富山駅と富山のローカル鉄道、富山地方鉄道 電鉄富山駅が接続するターミナル駅

 今回はこの、富山のローカル鉄道 富山地方鉄道に乗るために富山までやって来た。

 ご存知の人も多いことでしょう (^―^)

 富山地方鉄道
 通称・略称地鉄

 富山県地場のローカル鉄道会社。

 そもそも会社名が ( ;´Д`)

富山地方鉄道株式会社


 社名に堂々と“地方”という単語入れてる Σ(- -ノ)ノ

「私たちは田舎の鉄道会社です」と言わんばかりに (;・∀・)

 自虐か ( ̄Д ̄;;
 それとも開き直りか (-。-;)

 富山地方鉄道は県内に鉄道路線と軌道線(路面電車)を展開しており、このうち鉄道路線だけで総延長距離 108.3kmを有す。
 路面電車も含めた総延長距離は120kmを越す。

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富山地方鉄道 路線図

 JRグループ各社、および国内大手私鉄各社、公営鉄道事業者東京都交通局横浜市交通局 等)を除く地方鉄道会社としては随一の規模を誇る。

 まず今日は初めに路面電車 .ヽ(^Д^*)/. ゜

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路面電車 富山駅

 県下最大、かつ同社にとっても最大のターミナル駅である富山駅

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富山地方鉄道 路面電車

 ひっきりなしに路面電車が行き来している (*゜0゜)

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富山地方鉄道 路面電車

 駅に車両が停車中、既に次の車両と更にその次の車両が駅直前で待機。

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富山地方鉄道 路面電車

 それも縦列停車で Σ(゚口゚;)//

 路面電車の路線の過密の現実を見た (◎-◎;)!!

 確かに路面電車は一度に輸送できる人員のキャパシティ限られているのはわかるけど、ダイヤが過密になるほど需要あるのか?

 いったん今日はここまで ( ̄ー ̄)

 明日は鉄道路線についてご報告します。

 本日もありがとうございました。


富山地方鉄道 公式サイト

http://www.chitetsu.co.jp/










北陸鉄道 石川線④ 馬替 ~ 額住宅前


 皆さんどうもこんにちわ (v^-^v)♪

 今さら (;・∀・) なんですが、去る昨年9月20日の記事の続き。

http://wotakuwatubuyaku.hateblo.jp/entry/2021/09/20/184654


 石川県のローカル鉄道、北陸鉄道 石川線の話題。

 前回は野々市工大前駅(I06)までご紹介したので、今日はその先にある馬替(まがえ)(I07)額(ぬか)住宅前(I08)をご紹介。

 

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野々市工大前~馬替間

 まず、石川線野々市工大前駅を出ると暫くは直線区間を走行
 結構、見渡す限りの直線といった感じ。

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野々市工大前~馬替間

 始発駅、野町駅(I01)を出発してから西泉(I02)、新西金沢(I03)と金沢市内を走行した後、線路は隣市 野々市市へと入り押野(I04)、野々市(I05)、野々市工大前(I06)と野々市市内を走行した後、線路は再び金沢市内へと入ってくる

 決してUターンしているワケではなく、両市の境界線が入り組んでしまっている関係である。

 背景には昭和初期から中頃にかけて、この地域に多数存在していた町や村が統合・編入され、現在の金沢市野々市市および旧 松任市(現 白山市)に再編されたことに伴い、自治体間の境界線が大きく変わったことが大きな要因であると考えられる。

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馬替駅

 こちらが馬替駅
 1面1線の無人駅。

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馬替駅

 周囲は閑静な住宅街。

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馬替駅

 馬替駅からわずか600m進むと、もう次の額住宅前駅へと着いてしまう。

 

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額住宅前駅

 額住宅前駅列車の交換設備を有す駅

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額住宅前駅

 野町を出発した後、新西金沢に続いて2ヶ所目となる交換駅。

 但し、ラッシュ時間帯以外の時間は毎時1~2本の運行となっているため、新西金沢では列車の交換が行われないことが多く、実質最初の交換駅

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額住宅前駅

 かつては有人の駅だったが現在は無人駅となっている。

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額住宅前駅

 その時の名残として今も、改札の跡が残されている。

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額住宅前駅

 駅名の通り、駅周辺は集合住宅が多数建ち並んでおり、駅前にはバスロータリーも設けられている。

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額住宅前駅

 今日の記事はいったんここまでです。

 本日もありがとうございました (o´∀`)b

 

北陸鉄道 公式サイト

http://www.hokutetsu.co.jp/railway









名古屋ガイドウェイバス「ゆとりーとライン」


 皆さんどうもこんにちわ(・∀・)

 先週末、私は私用で、自身が2003~2004年にかけて1年と数ヶ月間を過ごした街、愛知県 名古屋市に実に18年ぶりに訪れていた。

 で、せっかく名古屋へ行った折、どうしても乗ってみたい「乗り物」があったので、乗ってきた。

 鉄ヲタであればご存知の人も多いのでは(*^o^*)/

 名古屋市 東区にある大曽根(おおぞね)駅を起点に走行している、名古屋市が出資する第3セクター、名古屋ガイドウェイバス(株)が運営するガイドウェイバスゆとりーとライン

 

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大曽根駅

 まずここが始発駅大曽根駅

 

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大曽根駅

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大曽根駅

 高架線が設けられており一見すると鉄道路線にも見えるが、ただ架線は敷かれていない。

 

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大曽根駅

 駅2Fへ上ると改札口が。ただ駅員の姿はない。

 

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大曽根駅

 乗降口がある3F ホーム階へ上ると、

 

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大曽根駅

 そこには東京23区内を走る「ゆりかもめ」や「日暮里・舎人ライナー」のような案内軌条みたいなものが敷かれているが、はたしてああいう鉄道なのだろうか?

 大曽根駅JR中央本線名鉄瀬戸線、市営地下鉄 名城線と接続する中堅規模のターミナル駅

 

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JR中央本線名鉄瀬戸線

 待つこと約10分。大曽根駅に車両が入ってきた。

 

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ゆとりーとライン

 あれっ (|| ゚Д゚)

 

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ゆとりーとライン

 これバスじゃね ∑(O_O;)

 

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ゆとりーとライン

 いやどう見てもバスでしょ (@_@;)

 そう、このゆとりーとラインは案内軌条を備えた専用軌道を走行する、ガイドウェイバスというシステムを採用している。

 日本国内では唯一ここだけ。
 世界全体でも数える程度しか存在しない。

 ゆとりーとライン大曽根駅から小幡緑地駅(名古屋市 守山区)までの区間を専用軌道上を走行し、そこから先は一般道へ出て通常の路線バスとして走行する。

 

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ゆとりーとライン

 車内からの車窓の景色。

 

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ゆとりーとライン

 専用軌道区間は前後左右のタイヤが案内軌条にぴったりはめ込まれているため、運転手はハンドル操作不要で、アクセルとブレーキの調整のみでよい。

 

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砂田橋

 2駅先の砂田橋駅で下車。

 

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ナゴヤドーム

 砂田橋駅ホームからナゴヤドームが綺麗に見える(*^o^*)/

名古屋ガイドウェイバス(株) ゆとりーとライン
公式サイト
www.guideway.co.jp