今回もまた横浜市内にある廃駅跡の特集。
お前いったいどんだけ廃駅跡が好きなんだよ(;・∀・)
世の鉄道マニアたちならご存知の方も多いことでしょう。
「横浜駅」は過去2回移転した経緯があり、現在の横浜駅は3代目。
まず最初の横浜駅が建てられた場所は、現在、JR根岸線で横浜のひとつ次の駅、「桜木町駅」がある場所。
「横浜ランドマークタワー」をはじめとする、「みなとみらい21地区」の最寄り駅として有名。
それで2代目横浜駅は、旧・横浜駅である現・桜木町駅と現在の横浜駅がある所のちょうど中間辺りの場所にあった。
1872年(明治5年)、品川 ~ 横浜間に日本発の鉄道路線が開通した。
同年中には更に、品川 ~ 新橋まで延伸される。
つまり、日本最初の鉄道路線は現在のJR京浜東北線・根岸線ということである。
現在の東海道本線だと思っている人が結構いるようなので、そこは注意が必要。
それで、その後に新たに現・東海道本線の建設が本格的に始まった。
で、今の桜木町駅にあった横浜駅の場所では、東海道本線との連絡に際し、スイッチバックを要することとなるため、直通運転を行う場合に不便が生じてしまう。
そこで1915年(大正4年)、2代目の場所へ横浜駅を移し、保土ケ谷・戸塚方面へ向かう東海道本線と、桜木町駅へ向かう支線とに分岐する駅となった。
こうして大正初期に2路線の分岐・合流地点という役目を担う新生・横浜駅が誕生した。
しかし、それからわずか8年後の1923年(大正12年)9月1日、関東大震災が発生。
駅舎が倒壊してしまう。
こうして築8年にして、2代目横浜駅は姿を消すこととなった。
それでこちらが2代目横浜駅跡。
現在はマンションの敷地の一部となっているが、このマンションを建設する際に地中から遺構が出土した模様。
根岸線の線路下にあるわけではなく、根岸線から西に数十メートル離れた所にある。
あくまで駅舎跡でありホーム跡ではないので当然ともいえるが。
以前、当ブログでご紹介した東急東横線 旧・高島町駅跡と道路を挟んで向かい合った所。
距離にしてたった数十メートルの関係 Σ(ОД○*)
じゃぁ、なんで前回その記事を取材しに行った時に、これの存在に気づかなかったんだよ(^▽^;)
3日前に書いた京浜急行 旧・平沼駅跡からも直線で約400mの距離。
そもそも、この至近距離に廃駅跡が3ヶ所もあるってスゴくない(◎-◎;)!!