鉄道マニアックコラム『ヲタクはつぶやく』

“ヲタク”を自覚する40代・男性の鉄道マニアックコラム

JR鶴見線 本山駅跡


 昨日に引き続き本日も、横浜市内にある廃駅跡の話題。

 

 JR鶴見線 旧・本山駅
横浜市 鶴見区

 

 厳密に言えば現・JR鶴見線の前身、鶴見臨港鐵道の駅。

 

 駅名の「本山」であるが、読み方は「ほんざん」
 もとやまではない。

 

 現・鶴見線 鶴見駅国道駅の間にあった。

 

 本山という駅名は、鶴見区 鶴見2丁目に建つ寺院、曹洞宗 大本山「總持寺」の最寄り駅であったことに由来する。

 

 大本山というのはその宗の中心寺院、中核を成す施設であることを意味する。

 

 鶴見駅から鶴見線に乗車し、国道駅に向かって走行する途中に、上下線の間に島式ホームが現れる。

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旧・本山駅跡

 これが旧・本山駅のプラットホーム跡である。

 

 1930年(昭和5年)に設置され、太平洋戦争中の1942年(昭和17年)に廃止された。

 つまり、わずか12年間しか稼動しなかった駅である。

 

 以前、インターネットで鶴見線 鶴見~国道間に廃駅跡が存在するという情報を知り、現地を見に行った私。

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旧・本山駅跡

 車内からもプラットホームと階段跡がはっきりと確認できる。

 

 これだけはっきりと形を残しているので、私は結構最近まで存在していた駅なのかと思った。

 

 最近といっても40~50年前ということだが。

 

 その後インターネットで調べてみたら1942年に廃止されたと記されており、既に廃止から79年もの歳月が経過している w(°0°)w

 

 それだけの年数が経っている割にはよく残ってるなぁ( ゚д゚)と感心してしまう。