昨日に引き続き本日も、横浜市内にある廃駅跡の話題。
駅名の「本山」であるが、読み方は「ほんざん」。
もとやまではない。
本山という駅名は、鶴見区 鶴見2丁目に建つ寺院、曹洞宗 大本山「總持寺」の最寄り駅であったことに由来する。
大本山というのはその宗の中心寺院、中核を成す施設であることを意味する。
鶴見駅から鶴見線に乗車し、国道駅に向かって走行する途中に、上下線の間に島式ホームが現れる。
これが旧・本山駅のプラットホーム跡である。
1930年(昭和5年)に設置され、太平洋戦争中の1942年(昭和17年)に廃止された。
つまり、わずか12年間しか稼動しなかった駅である。
以前、インターネットで鶴見線 鶴見~国道間に廃駅跡が存在するという情報を知り、現地を見に行った私。
車内からもプラットホームと階段跡がはっきりと確認できる。
これだけはっきりと形を残しているので、私は結構最近まで存在していた駅なのかと思った。
最近といっても40~50年前ということだが。
その後インターネットで調べてみたら1942年に廃止されたと記されており、既に廃止から79年もの歳月が経過している w(°0°)w
それだけの年数が経っている割にはよく残ってるなぁ( ゚д゚)と感心してしまう。