昨日の午後、横浜市 神奈川区にある京浜急行電鉄の駅「神奈川新町駅」を訪れた。
一昨年9月5日 午前11時40分頃、同駅を通過しようとした青砥発 三崎口行き快特列車が、駅下り側の踏切で立ち往生していた大型トラックと衝突。
8両編成の列車の前3両が脱線。
事故発生の2日後の午後まで、京急川崎駅-横浜駅間で48時間以上運転見合わせが続く近年稀に見る大規模な鉄道事故となった。
今年2月18日、国土交通省 運輸安全委員会が事故調査内容報告書の内容を公表。
これを受け京浜急行電鉄は必要とされる再発防止策を整えた上で、事故直後から実施していた事故現場付近の徐行運転を先月27日始発より解除した。
https://www.mlit.go.jp/jtsb/railway/rep-acci/RA2021-1-2.pdf
https://www.mlit.go.jp/jtsb/railway/p-pdf/RA2021-1-2-p.pdf
昨日、事故現場を訪れた際には、鉄塔や架線は新しいものに付け替えられており、事故の痕跡は遺っていなかった。
但しこの「右折事故注意!!」の看板は、事故を受けて設置されたのであろう。
尚、事故現場である踏切から数十メートル進んだ所にもう一つ踏切がある。
こちらは京浜急行の車両基地「新町検車区」である。